なるあは吠えません。いや正しくは吠えることもあるんですが、あまり吠えてるのがわかりません。
と、ここまで書いても読んでる方はなんの事だかわからないかと思います。
ボロボロで保護されたなるあは、毛を切って、初期医療して、手術を乗り越え今はウルサイ位に元気になりました。
でも、いくらうるさくても彼女の声を聞くことはできません。
それは彼女は声帯を切られているらしくワンとかキャンとかの声をだすことができません。
今日に至るまでどんな環境で生まれて育って来たのかは推測しかできませんが、いろいろ人の手が入った後の見受けられるので
おそらく彼女の声を奪ったのも我々人間では無いかと思います。
でもね。
まだ彼女と暮らしてひと月たってないですが、彼女は色々伝えてくるんですよ。
目で、態度で、そして声で。
「お散歩行かないの?」みたいな目で、手でチョンチョンって「遊んでよ」って。そして平泉成さんみたいなかすれた声で「ガフッ、ガフッ」って。
他のシュナたちと何も変わりません。感情豊かでちょっとおてんばな娘です。
以前預かったこの中には「吠えてうるさいから飼えなくなった」子もいました。
最初は怯えて距離をとる仔もいました。なるあもそうです。
寝るときは必ず安全なケージの奥の端っこ。人を見るとその動きをみてすぐ逃げる姿勢を取る。
でも病院に連れてったくれたTSRのメンバー。他の仔と一緒に預かってくれたメンバー。病院の先生やお散歩で会う人。
みなさんのお陰で最近は色々な面を見せてくれます。
以前のブログでも書きましたが「生きることが目的」であった生活から「目的のために生きる」生活にほんの少しだけ、
本当に少しだけですが変わり出せたような気がして少し幸せな日でした。
今日はなるあは毛布と替えの術後着と大きなクマのぬいぐるみとテニスボールを捕獲して何の囲いも無い所でいびきかいて寝ています。
なるあチャン、良かったね(*^^*)
こんなに自由でいられる世界があったなんて・・・
って思ってますよね(^^)v
楽しい夢を見続けて欲しいですし、
たくさん幸せになって欲しいです
(o・ω・o)
里っ子めぐみを迎えて、
こんなに可愛いワンコちゃん達の目に
涙が溢れる事の無い
世の中になって欲しいと強く思います(*^^*)